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2012年 07月 16日
ニューアシスタント面接
今日はアシスタント希望の女の子を自宅に呼んで、面接をしました。

ニューアシスタント面接_a0039916_13254038.jpgうちの面接では50問くらいある質問シートにいろいろ書いてもらって、
それを見ながら面接し、お互いの相性なんかを確かめていくようにしています。
最近はスタジオマン経験するとアシスタントに付くって考える人が少ないらしく
アシスタントに付きたい人も大御所のカメラマンに付く事を目指しているので
角田夫婦のような中堅層にはなかなか希望者がいなくて
どうしようかと思っていたところでした。

ハルちゃんが辞めてしまってからも何人か希望者がいたのですが、
アシスタントってどういうものなのか知らないでくる人が多いようで、
僕の写真のテイストを好きでもないのにとりあえず来る人や、高額の給料を求めてくる人や、
教えて下さい系の受け身タイプの人など、ほんとうに様々で勘違い君が多発でした。
前に『タバコは吸いますか?』の質問に、『吸います!』と書いて、さらには銘柄まで書いた人なんか
面接中に僕が瞬時に不機嫌になってしまい、その場で帰ってもらった事あったかも〜。
ブログ見ればタバコが大っ嫌いな事書いてあるし、まったくのリサーチ無しの子は仕事でも気が利かないのでアウト。

アシスタントって、自分から動いて吸収して技を盗んでいくものなんだけど、
学校のように課題があって、正解があって、先生になんでも教えてもらえると思っている新世代が
本当に理解できません。。。

ちなみに以前にお試しで来てもらっていた男の子、面接に15分遅刻、撮影初日に10分遅刻、二日目に5分遅刻
三日目にやっと3分前到着で、まったく遅刻を悪いと思っていなかったので、すぐにお断りしました。

ハルちゃんなんか新人の子が遅刻してきた時点で『教える気ありませんので』と引き継ぎ拒否。。。
『最初はみんな動けないんだから、誰でもできる時間厳守くらいは最低限の仕事!』という
ハルコさんの言葉が印象的で、なかなか殺伐としたアヴァンギャルドな現場でした(笑)



今回の子はこれから研修に入ってもらい、問題ないようだったら9月から働いてもらおうかと思っています。

by sakkt | 2012-07-16 23:24 | 撮影・仕事


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