2013年 02月 15日
父親死亡の報告と、夜中までの長い撮影。
自宅に戻って来たのが夜中の2時で少し仮眠して、三時半に起きて4時には撮影に向かいました。
数分車を運転していると母親からメールが入りました。

『お父さんが亡くなりました』

もう運転することが出来なくなってしまって、しばし道に車を止めて呼吸を落ち着かせました。
自分の胃が裏返しになるような嘔吐感と、血液が逆流するかのような不整脈感に追われ放心状態。
カメラマンになったときから、親が死んでも撮影はキャンセル出来ないなあと思っていたので
本当に辛くて何も考えられない状態でしたが、気合い入れて横浜まで運転しスタジオに入りました。

油断するとすぐに涙が溢れてきてしまい、なんどトイレとスタジオを往復したかわからないくらい。
しかもアイドルの撮影をPVとCDジャケットを同時進行で行なうため、
少しの時間もムダにできずに、沢山のカット数をこなしていかなければならない状態。
本当に頭を切り替えて、笑顔でいつも通りに撮影をこなすように務めました。


撮影は思いのほか素敵に撮れて、このまま行けば19時くらいには終わるだろうとおもってた矢先に
なんとスタジオのストロボから火が出てしまい、かなり燃え上がり消火器大噴射!!!
消火器って初めて使うところを見たんですけど、一度レバーを引くと、中身が全て放出するまで止まらず
スタジオ中が消火器の白い粉まみれとなる大惨事となってしまい、撮影ストップに!!!

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瞬時にカメラやパソコンはスタジオの外に移動したので大丈夫だったのですが、
いろんな機材ケースやら撮影用具は粉まみれで拭き取り作業に二時間くらいかかってしまいました。
そして最後のカットを撮ることが不可能になり、ムービーの撮影しているスタジオが空くまで待機に。。。

ムービーのスタジオが終わったのが夜中の1時。
そこからライティングをセットし、最後のカットの撮影をしました。
父親が亡くなってしまった事と、睡眠不足と、スタジオの発火事件で、身も心もボロボロになり
夜中三時にやっとこ自宅に戻り、倒れるように寝ました。


本当はスタジオから飛び出て、父親に会いに行きたかった。
今までの人生の中で最も辛い日。
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by sakkt | 2013-02-15 23:51 | 家族


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